2022年11月25日
大阪シーリング印刷株式会社
ラベル循環協会「J-ECOL」の設⽴準備団体に参加いたします。
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大阪シーリング印刷株式会社は、2022年6月17日に発足したラベル循環協会「J-ECOL(Japan Earth Conscious Labeling)」設立に向けた準備団体に参加しました。
「J-ECOL」とは、シール・ラベル業界全般の循環モデル構築と普及促進を目的とし、シール・ラベルを巡るサプライチェーン全体で、環境負荷低減やSDGs対応が進行する循環型経済への対応を目指す組織です。
■J-ECOLについて
「J-ECOL」はシール・ラベル業界全体において、シール・ラベル本体や剥離紙などの循環スキームの構築と、その普及・促進を目的に設立しました。シール・ラベルを取り巻くサプライチェーン全体で、環境負荷軽減に取り組みながらSDGs対応が進行する循環型経済への対応を目指しています。
2022年11月1日時点で、大阪シーリング印刷(株)、(株)サトー、王子タック(株)、リンテック(株)の創設メンバー4社のほかに(株)トッパンインフォメディア、トッパン・フォームズ(株)、エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズ(株)、日本紙パルプ商事(株)、マルウ接着(株)、日本製紙(株)、(株)日誠産業の7社の企業が加盟しています。
■当社がJ-ECOLに参加する背景と目的
大阪シーリング印刷株式会社では、「SDGsに関する行動指針」を策定しています。社会課題の解決をしながら事業の確立を図り、持続可能な社会の実現に向けた活動、および製品やサービスの提供に取り組んでいます。しかしシール・ラベルの剥離紙においては、資源循環が求められている中、未だ循環の仕組みが整っておりません。
当社はこれまでも資源循環の仕組みを構築すべく取り組んでまいりましたが、個社単体でのサービスでは循環システムの構築には限界があり、収益性にも課題があります。それらを解消するためには、印刷会社とサプライヤーの枠を超えて、業界全体でユーザーへ普及啓発を行う必要があります。シール・ラベル業界全体の循環スキームの構築に取り組むべく当団体への参加を決意しました。
■今後の展開
大阪シーリング印刷株式会社はこの「J-ECOL」の一員として、その存在価値を発揮すべく剥離紙の循環を最優先と定め、リサイクル技術と回収スキームの確立に取り組んでまいります。
「J-ECOL」は2023年に一般社団法人化と運営開始、24年にマテリアルリサイクル事業を開始、25年にシール・ラベル製造から剥離紙の回収、リサイクル製品化を確立することで、シール・ラベル業界における循環スキームの構築を目指します。
お問い合わせはこちらから(大阪シーリング印刷(株)のコーポレートサイトに移動します。) https://www.osp.co.jp/form/inquiry/input/