2024年2月14日
大阪シーリング印刷株式会社
しっかり貼り付き、きれいに剥がせる!機能性サーマルタックテープ
剥離紙がなく水性エマルションタイプの粘着剤を使用した環境配慮型製品
「ドットタック®サーマルテープラベル」を新発売
- 大阪シーリング印刷株式会社
- 製品情報
OSPグループの大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、環境配慮型製品「ドットタック®サーマルテープラベル」を2024年3月1日(金)より新発売します。
本製品は、独自の技術により粘着剤をドット状に塗工したサーマルテープラベルで、剥離紙を使用していないため廃棄物削減と、有機溶剤不使用の水性エマルションタイプの粘着剤を使用したことによる環境配慮型製品です。既存の機能性タック紙「ドットタック®」 の特長と同じく、繰り返し貼って剥がしても粘着力が落ちにくく、しっかり貼り付き、きれいに剥がすことができます。テープ基材はサーマル紙で、テープでもラベルでもご使用可能なので、物流ラベルや表示ラベルなどさまざまな用途で活用いただけます。なお、製造は大阪シーリング印刷と同じOSPグループのOSPレーベルストック株式会社(印刷用タック紙、フィルム加工品の製造・販売)で行っています。
ドットタック®テープラベル
粘着面拡大画像
使用イメージ画像
■環境への取り組み
OSPグループでは、環境保全が重視されている社会のニーズにお応えすべく、CO2削減やSDGsなどの観点から、環境配慮型製品の開発に取り組んでいます。シール・ラベル事業を展開する企業として、社会的責任を果たすべく、伸長傾向の物流分野に着目して「ドットタック®サーマルテープラベル」の開発に着手しました。この度の製品化による環境負荷軽減や環境配慮のポイントは5点あります。
1.剥離紙の廃棄物ゼロ
2.剥離紙がない分、巻き量を増やすことができ輸送と保管スペースを節減
3.きれいに剥がすことができるため、テープラベル使用後の分別が簡単
4.ドット技術による粘着剤の使用を減量化
5.有機溶剤ではなく水性エマルションタイプの粘着剤を使用
■社会的な開発背景
2022年の日本国内の消費者向け電子商取引市場規模は、22.7兆円(前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増)と拡大しています。また、同年の日本国内の企業間電子商取引市場規模は420.2兆円(前年372.7兆円、前々年334.9兆円、前年比12.8%増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展しています。(出典元:経済産業省「令和4年度 電子商取引に関する市場調査 報告書 市場調査サマリー」より)。このEC利用の定着動向に比例して、配送伝票など物流分野の粘着ラベルも伸長傾向で安定しています。
2023年のラベル出荷額は前年比1.1%増の917億円と予測。(出典元:ラベル新聞社「日本のラベル市場2023」P41物流分野より)。今後さらに需要が堅調に推移することが見込まれることから、環境に配慮した製品の開発を着手しました。
(出典元:ラベル新聞社「日本のラベル市場2023」P41物流分野より)
■大阪シーリング印刷 会社概要
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社名:大阪シーリング印刷株式会社
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所在地:大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
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代表者:松口 正
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創業:1927年
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事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
■OSPホールディングス 会社概要
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社名:株式会社OSPホールディングス
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所在地:大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
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代表者:松口 正
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設立:1969年
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事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。