2024年5月22日
大阪シーリング印刷株式会社
6月4〜7日に開催、世界最大級の食品製造総合展
第47回「FOOMA JAPAN 2024」に出展
開発に成功した2品(参考出展)の初披露はじめ、製品・機械、サービスをご提案
- 大阪シーリング印刷株式会社
- 展示会
大阪シーリング印刷株式会社は、2024年6月4日(火)〜7日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される一般社団法人 日本食品機械工業会主催の「FOOMA JAPAN 2024」に出展いたします。 (小間番号:7F-28)
本展は、食品製造や加工における機械や機器の展示会で、課題解決を発見する場であり機会として高く評価されています。大阪シーリング印刷は、イノベイティブ、サステナブル、ラベリングシステム、総合パッケージと4つのテーマに分け、各コーナーにて製品・機械、サービスを紹介します。なお、「UVレーザーマーカー用メディア」と「バイオマス粘着剤ラベル」の2品を初披露(参考出展)します。
■初披露の2製品(参考出展)
*UVレーザーマーカー用メディア(特許出願済)
これまでの発色の薄さ、粉じんの飛散などの課題解決
UVレーザーを照射して反応する発色層がフィルム層(表層)より下層にあるため、きれいに発色します。照射しても粉じんが発生しにくいため衛生的で、インキや印刷版も不要です。また、可変印字が困難であった表面に凹凸のある半透明のマットフィルムやレーヨン紙を最表層に用いることも可能です。
*バイオマス粘着剤ラベル(バイオマスマーク申請予定)
バイオマス度10%と物性の維持を実現
粘着剤の一部にバイオマス材料を使用した環境配慮型製品です。バイオマス材料を10%以上使用しており、さらに環境にやさしい水系粘着剤でありながら、粘着特性は維持しています。冷食用強粘着タイプと再剥離タイプの2品あります。
■イノベイティブコーナー
社会から求められている新しい技術、新製品や機能性製品をご紹介します。
*2色発色トップシールサーマル
黒・赤の2色を部分塗工したトップシールサーマルです。可変情報を直接フィルムに印字できるため、表示ラベルが不要になり、資材の削減に繋がります。
*アルコール耐性のあるサーマルラベル
日常的にアルコールを使用する生活様式の変化に対応して、アルコール拭き取りやアルコール付着などにも耐性のある紙基材のサーマルラベルを開発しました。
*ボイル可能なサーマルラベル
ボイルなど加熱は不適合とされていたサーマル紙の常識を打ち破り、約100℃の熱湯でボイルしても黒く発色しないサーマルラベルを開発しました。印字部もボイル前と変わらない濃度で読み取れます。
*チルピタ®
製造から販売まで0℃~10℃の冷蔵状態で温度管理が必要な、結露が発生しやすいチルド商品への貼り付けに適しています。
■サステナブルコーナー
責任ある企業としての環境配慮型製品や設備・取り組みをご紹介。また、それらを採用することにより環境への取り組みにつながることをご提案します。
*水性グラビア印刷とノンソルベントラミネート加工の軟包材パッケージ
有機溶剤使用量が少ないインキを使った水性グラビア印刷と、有機溶剤不使用の接着剤を使ったノンソルベントラミネート加工は、環境に配慮した「印刷方式」と「ラミネート方式」を組み合わせた製品です。
*ペーパック®
プラスチックフィルム不使用ながらも熱で融着可能なヒートシール性を持ち、水と油に強い紙製の包装資材です。
*ペーパックバンド
「ペーパック®」のシリーズ品で、封緘や結束としてご使用いただけます。
*アルカリ洗浄で剥離するラベル
しっかり貼付けができる粘着性がありながらも、水には強くアルカリ溶液で安定してきれいに剥がすことができます。伸長している「リユース市場」を製品でサポートします。
*ドットタック®サーマルテープラベル
粘着剤をドット状に塗工したサーマルテープラベルで、貼る・剥がすをくり返しても粘着力が落ちにくく、しっかり貼り付き、きれいに剥がすことができます。剥離紙不使用による廃棄物削減と、水性エマルションタイプの粘着剤を使用(有機溶剤不使用)したことによる環境配慮型製品です。
■ラベリングシステムコーナー
包装、貼り付け、物流分野での作業効率向上や省人化を機械の実演でご提案します。
出展機械
*LA-5M-CK(リモートモニタリングシステム)(上貼り)
*LA-5RFB 円筒貼機
*LA-5M/8MX上下貼機【インクジェットプリンター付き】
*LA-5M 空袋貼機(上貼り)
*FWS-M1 クリアラッピング装着機
*CTT-S1 トップシール装着機
■総合パッケージコーナー
シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールのワンストップサービスをはじめ、これまで弊社が、企画からデザインまでパッケージをトータルでご提案したことで、課題解決につながった商品や、商品価値を高めたお取引先さまの事例を展示します。
■社会において責任ある企業としての使命
OSPグループは創業以来、シール業界のリーディングカンパニーとして社会背景とともに変化するニーズに応えるべく、イノベイティブな技術開発や製品作りに取り組んでまいりました。
近年は、一般生活者のエシカル(倫理的)消費意識の高まりとともに、消費財業界もニーズが高まっています。
消費財の製造・販売企業さまや運送業の企業さまをはじめ、より多くの業界や企業さまが環境問題に参加できるよう、OSPグループは環境配慮型製品や取り組みを提供・ご提案し、一企業ではなくサプライチェーンとして取り組めるよう貢献します。
■展示会概要
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名称:FOOMA JAPAN 2024
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日時:2024年6月4日(火)〜7日(金) 10:00〜17:00
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会場:東京ビッグサイト 東1〜8ホール
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住所:東京都江東区有明3-11-1
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入場:完全来場事前登録制
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主催:一般社団法人 日本食品機械工業会
■大阪シーリング印刷 会社概要
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社名:大阪シーリング印刷株式会社
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所在地:大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
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代表者:松口 正
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創業:1927年
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事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
■OSPホールディングス 会社概要
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社名:株式会社OSPホールディングス
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所在地:大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
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代表者:松口 正
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設立:1969年
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事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。