2024年5月30日
OSPグループ
パーム油の持続可能な活用の取り組みに賛同
国際認証制度「RSPO」の準会員登録
- OSPグループ
- プレスリリース
OSPグループの株式会社OSPホールディングス(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、2024年5月23日(木)に国際認証制度「RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)」に準会員として登録したことをお知らせします。
RSPOは、パーム油に関わる7つのステークホルダー(*)によって構成される非営利団体および、国際認証制度の名称です。持続可能なパーム油の生産・利用の促進を目的とし、アブラヤシ農園開発による森林破壊の防止や、農園労働者の人権保護、小規模農園の支援などに取り組んでいます。
その取り組みに賛同し、グループ会社である大阪シーリング印刷が、2023年5月より環境配慮型製品の「パームヤシックス®ラベル」を製造する企業としての社会責任を果たすこと、また、その企業姿勢によりお客さまに安心してOSPグループの製品をご使用いただけるよう会員登録しました。
(*)7つのステークホルダー
1.アブラヤシ生産者 2.製油業・商社 3.消費者製品製造業 4.環境・自然保護NGO 5.社会・開発NGO 6.銀行・投資家 7.小売業
■OSPグループとしての取り組み
本件は、株式会社OSPホールディングスのほか、「パームヤシックス®ラベル」に関わるグループ企業として大阪シーリング印刷株式会社、株式会社OSPトレーディング、OSPアドバンス株式会社、OSPレーベルストック株式会社、計4社もグループ会員として登録しました。
■パームヤシックス®ラベル
本製品は、パーム油を製造する際に生じる「パームヤシカサ」をパルプ化して、原料に配合して製造した紙「パームヤシックス®」を使⽤したラベルです。(「パームヤシックス®」は、株式会社クラウン・パッケージが開発した紙です。)
■OSPグループのサステナブル経営
OSPグループはサステナブル経営を推進し確実に実践するため、2023年1月に株式会社OSPホールディングスにサステナビリティ推進本部を新設しました。持続可能な社会の実現に向けて環境保全を意識しながら、豊かな暮らしを支えていく製品をご提案することで、社会の課題解決に貢献します。
シール・ラベル業界におけるリーディングカンパニーとして、サステナブル経営の水準を高めていき、ステークホルダーの皆さまにより一層信頼していただける企業を目指しています。
その取り組みの一つとして、本年1月には「国連グローバル・コンパクト」に署名し、合わせて日本におけるローカルネットワークである「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」に加入しました。
今後も、事業活動を通じて社会的責任を果たし、次の時代にも必要とされる企業であり続けられるよう変革に挑戦し続け、企業価値の向上を図ります。
■大阪シーリング印刷 会社概要
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社名:大阪シーリング印刷株式会社
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所在地:大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
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代表者:松口 正
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創業:1927年
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事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
■OSPホールディングス 会社概要
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社名:株式会社OSPホールディングス
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所在地:大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
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代表者:松口 正
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設立:1969年
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事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。