バイオマスボイラーとは、重油系燃料とは違い、廃棄物・固形燃料等を燃料とし、燃焼させて水蒸気や温水を得るための熱源機器です。OSPグループではこのバイオマスボイラーを滋賀第二工場に導入しています。
この工場ではシール製品を生産する時に発生する廃棄物を破砕機で加工、廃プラスチックとともにフラフと呼ばれるリサイクル燃料に加工・生産しています。完成したフラフは貯蔵タンクに一度貯蔵され、必要な際にボイラーで燃焼、その際に発生した高温のスチームを工場内でコーター乾燥の温風などのかたちで利用しています。
バイオマスボイラーを導入することで「資源の有効利用」と「CO₂の削減」が可能です。この設備によって年間約274,000㎥の化石燃料の使用量を削減しています。