ラベル印刷を高速で行うためには、瞬時にインクを乾燥させるUVランプが欠かせません。
しかし従来の高圧水銀UVは電力のすべてが紫外線に変換されるわけではなく、熱も発生してしまいます。
これは必要な紫外線を生むために大きな電力が必要になるだけでなく、無駄に発生した熱によって工場の印刷機械付近の温度が上がってしまうため、冷房が必要になり、さらに電力を消費します。
このUVランプをLED化することで、無駄に発生した熱が大きく軽減され工場内の温度が上がりにくくなるので、省電力化に非常に効果があります。
大阪シーリング印刷株式会社では、2030年までに全UVランプの80%以上をLED-UVランプに置き換えることを目標に導入を進めています。
2022年9月、工場全体へのLED照明導入が完了しました。
これによって年間194tのCO₂排出量が削減される見込みです。